フリーウェディングプランナー荒井さやか　北海道を拠点に、ケッコンシキの脚本家・翻訳家として活動中！

結婚式の案内状や席次表、席札、メニュー表、
プロフィールなど結婚式関係の印刷物をまとめて、ペーパーアイテムといいます。
テーマがあると、会場全体に統一感がある美しい結婚式になりますね。
案内状を受け取ったゲストが、結婚式をイメージできるという効果もあります。
ちなみに、私の結婚式のペーパーアイテムは、
アートディレクターの足立詩織さんがデザインしてくれました。
私の想いを形にしてくれる心強いパートナーです。

足立詩織さんは、札幌を拠点に活躍しているアートディレクター・グラフィックデザイナーです。
ホームページをつくるためにデザイナーさんを探していたとき、共通の知人に紹介されたのが、詩織さん。
どうして私の頭の中がわかるの！？というくらい、イメージにぴったり合うデザインを提案してくれます。
プロの視点でのアイデアやアドバイスも、私にとっては宝もの。自分のプランニングにも活きていますね。
詩織さんとは同い年で、職種は違うけど、つくることで誰かを幸せにするという仕事の内容も、
フリーランスという仕事のしかたも同じ。会ったときから、とても共感できましたね。
それに、彼女は働く妻で働く母で、私の理想を実現している人でもありました。
目標であり、同志であり、みたいな感じでしょうか。
いまでは、私が脚本を書いた結婚式のアートディレクションも担当してくれています。
ほんとうに心強いパートナーですね。知人が引き合わせてくれた出会いが、すてきなご縁に育ちました。
じつは、詩織さんと企画している新しいアクションもあるんです。
これからも、彼女と一緒にたくさんのハッピーを生みだしていきます。お楽しみに！
★足立詩織オフィシャルサイト：http://adachi-shiori.com

▲噂のレコード型返信はがき！案内状といっしょに収められたレコードケースは、
披露宴会場で配布されたプロフィールを収納できるようになっている

▲案内状よりもひとあし早くゲストのもとに届く、Save The Date。
欧米に古くから伝わるペーパーアイテムの一つで、
「この日に結婚式をします、予定をあけておいてくださいね」という、結婚式決定のお知らせツール

▲イメージのデザインになるまで、何度も試作を繰り返した。
花嫁がいかに自分のイメージを言葉にすることが難しいのかを痛感した。

ペーパーアイテムで1番最初に作ったのがSAVE THE DATE。
想いをカタチにしてもらうことの大変さとすばらしさを両方体験して、
花嫁さんのキモチが本当によくわかりました！！

彼女の微細な表現の違いをとらえて、
ちゃんとした完成度に落とし込んで行く作業は、自分の力を試す良い機会でした。
それでも彼女のあたまの中をコピーさせてほしいと何度か思ったのが本音ですが。笑

▲一番はじめにできあがったのが、このロゼット。
テーマが決まる前に、ふたりは直感で「まぁるいもの」を選んでいた。
それが、のちに今回のテーマに結実する披露宴会場の入口に設置されたロゼット・ツリー。
一つひとつにイニシャルが刻まれていて、その中からゲストは自分のロゼットを探す
新婦のお母さまがつくったロゼット。会場装飾だけではなく、ゲストを案内する役割も担った

▲披露宴のお料理と、披露宴の楽しみ方をまとめたリーフレット。
お料理のこだわりポイントをゲストに紹介するべく、新婦が自ら料理長を直撃取材した

▲案内役のレモンちゃん登場！ふたりのプロフィールと仕事をとおして、
自分たちのことをあまり語らない夫婦の素顔がみえるつくりになっている

▲前撮りした写真にタイポグラフィをあしらって、
披露宴と二次会用の２種類のウェルカムボードを作った

▲新郎の「レコード部屋」を再現したウェイティングバー“JAZZ BAR”。
レコード×和で斬新なデザインに。A0サイズのポスターでかっこよくお迎え。

▲ごく普通の席次表だが、よくよく見ると、
新郎新婦とゲストの関係性がわかるように説明文がはいっている